ガラス清掃のアルバイト、始めました

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ガラス清掃のアルバイト、始めました。そういうと、皆さんが想像するのは、高層ビルの上のほうで、ゴンドラに乗ってガラス窓の外を清掃している、あの人たちを想像するのではないでしょうか。あれはとてもじゃないけど、自分は無理です。というか、あんな危険な場所で作業することを選ぶ人たちがいることの方が驚きです。どんなに高性能なゴンドラか知りませんが、風に吹かれて揺れたり、ワイヤーが切れて傾いたりする事故もあると聞くじゃないですか。高層ビルの窓ガラス清掃こそ、ロボットなどにやらせるべき作業だと思います。高層ビルの窓ガラス清掃を自ら進んでやる人なんて、自分をいじめたいドMの人に決まっています。

自分はただの、ガラス清掃の作業員です。あ、本当はもっと広く、様々な部分を担当する清掃員ですが、窓ガラスの掃除が子どもの頃から好きだったので、ガラス清掃ばかり担当しています。ガラス清掃って、本当に綺麗に掃除することができるじゃないですか。だから好きなんです。床や壁などその他の部分は、ガムがこびりついてしまってなかなか落とせなかったり、シミや日焼けなど、清掃では落とせない汚れというものが存在します。でも窓ガラスは元々透明なもの。汚れで曇っても、拭き掃除をすれば綺麗さっぱり。また透明感あふれ、キラキラと輝く美しいガラスになるのです。

ガラス清掃をしていて気が付いたことと言えば、よく晴れた気持ちの良い晴天の日より、少し肌寒いような曇った日の方が、窓ガラスに汚れを見つけやすく、より綺麗に清掃することができるということです。ガラス用の洗剤を勢いよく汚れたガラス面に吹き付け、手早く雑巾で拭きとる。更に拭き跡を消すために雑巾でガラス面を磨く。汚れが取れ輝きが増しているのを、ガラス清掃終了のサインとします。窓ガラス掃除の気持ちよさは、掃除好きな人にはわかってもらえると思うんですよね。